台湾のApollo Powerが、2026年10月8日に、テスラの台湾法人からメガパック2XLを260台(合計で約1GWh)買う契約を結んだと、10月11日の開示をもとに報じられています。引き渡しは2027年末までに順次、運転開始は2028年の予定とされています。

3行まとめ
- 台湾のApollo Powerが、テスラの台湾法人から、大型蓄電池「メガパック2XL」を260台(約1GWh)買う契約を、10月8日に結んだと報じられています。
- 引き渡しは2027年末まで順次、運転開始は2028年の予定とされています。
- 使い道は、企業の工場などに置く蓄電と、電力網を強くする事業、AIデータセンター向けのエネルギーサービスとされています。
何が起きたか
報道(TeslaNorthなど)によると、Apollo Powerは、10月8日にテスラの台湾法人と契約を結び、10月11日に台湾証券取引所の開示システムで公表しました。台数はメガパック2XLが260台で、合計の容量は約1GWh(ギガワット時)です。
引き渡しは何回かに分けて行われ、2027年末までかかる予定です。設備の運転開始は、引き渡し、工事、電力網への接続、検収が順調に進めば、2028年とされています。
金額は、報道では公表されていません(秘密保持の取り決めがあるとされています)。一部に金額の数字を書いた記事もありますが、確認できないので、この記事では扱いません。
メガパックとは何か
メガパックは、テスラが作る、コンテナ型の大型蓄電池です。電気をためておいて、必要なときに出します。1GWhは、ざっくり言うと、1時間に10億ワット(100万kW)を出し続けられる量です。
たとえば、昼に太陽光でたくさん発電しても、使い切れずに余ります。それをためて、夜に使えば、むだが減ります。また、停電のときの予備にもなります。
なぜ、AIデータセンターと結びつくのか
AIの計算をするデータセンターは、電気をたくさん使います。電力網から急に大量の電気を引くと、網に負担がかかります。そこで、蓄電池で使う量のでこぼこをならしたり、いざというときの予備にしたりします。Apollo Powerは、この注文を、データセンター向けのエネルギー事業と結びつけて説明している、と報じられています。
なお、Apollo Powerは、この設備の購入が売上ではないこと、提携先との間で確定した注文があるわけではないことも、述べているとされています。
次に読む
出典
- TeslaNorth「Taiwan Power Firm Orders 260 Tesla Megapacks」(2026年10月12日) → https://teslanorth.com/2026/10/12/apollo-power-tesla-megapack-taiwan/
- Drive Tesla Canada「Tesla secures 1GWh Megapack order in Taiwan」 → https://driveteslacanada.ca/?p=125467
※確認状況(2026-10-18):台湾証券取引所の開示(原文)と、テスラの公式発表は、確認できていません。内容は、報道(TeslaNorthが開示の内容を紹介したもの)にもとづきます。金額は未確認で、記事には書いていません。「1GWhの目安」は、この記事での換算です。
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