SpaceXの公式ページの数字では、ファルコン9は、高さ70m、直径3.7m、スターシップ(システム全体)は、高さ124m、直径9mです。搭載量は、ファルコン9の低軌道22,800kgに対し、スターシップは、完全再使用の構成で、100トン超が設計目標です。再使用のしかたも違い、スターシップは、発射場に戻って、塔でつかまえる設計です。ただし、スターシップの数字は設計値で、実績ではありません。

ファルコン9とスターシップの記事の数字を、並べてみます(SpaceX公式ページ、確認日 2026-10-16)。
結論:すべての数字が、大きく違う
| 項目 | ファルコン9 | スターシップ(システム全体) |
|---|---|---|
| 段の数 | 2段 | 2段(スーパーヘビー+スターシップ) |
| 高さ | 70 m | 124 m |
| 直径 | 3.7 m | 9 m |
| 1段目のエンジン | マーリン9基 | ラプター33基(スーパーヘビー) |
| 2段目のエンジン | 真空用マーリン1基 | 6基(ラプター3、ラプター・バキューム3) |
| 燃料 | 灯油(RP-1)+液体酸素 | メタン+液体酸素 |
| 1段目の推力 | 海面で170万ポンド超 | 8,240 tf(1,810万lbf) |
| 低軌道への搭載量 | 22,800 kg | 100トン超(完全再使用の構成、設計値) |
| 再使用のしかた | 再使用できるロケットとして説明(フェアリングも回収) | 2段とも、発射場に戻り、塔でつかまえる設計 |
初心者向けの補足
tf(トン重)とlbf(ポンド重)は、力の単位です。1 tf ≈ 9.8 kN、1 lbf ≈ 4.45 N です(一般的な換算)。
数字から、わかること(筆者の計算)
- 高さ: 124÷70 ≈ 1.8倍。直径: 9÷3.7 ≈ 2.4倍。
- 1段目の推力: ファルコン9は、170万ポンド超(約7.6メガニュートン)。スーパーヘビーは、1,810万ポンド(約80メガニュートン)。比は、約10倍です。
- 搭載量: 100トン超÷22.8トン ≈ 4.4倍以上。

再使用のしかたの違い
- ファルコン9: SpaceXは、「再使用できる、世界で最初の軌道級ロケット」と説明しています。ロケットのいちばん高い部分を、もう一度飛ばすことで、費用が下がる、という考え方です。フェアリングも、回収して、再使用を目指しています。
- スターシップ: スターシップとスーパーヘビーは、発射場に戻って、つかまえられ、整備なしで、すぐに再び発射できるように、設計されています。さらに、軌道上で、燃料を補給する計画です。

よくある質問
ファルコン9とスターシップは、どちらが大きいですか?
スターシップです。システム全体で、高さ124m、直径9m(設計値)。ファルコン9は、高さ70m、直径3.7mです。
再使用のしかたは、どう違いますか?
ファルコン9は、再使用できるロケットとして説明されています。スターシップは、2段とも、発射場に戻って、塔でつかまえる設計です。
スターシップは、すでに飛んでいますか?
この記事の公式ページの記述は、設計の説明です。実際の飛行の結果は、この記事では、確認していません。
まとめ
- ファルコン9は、高さ70m・直径3.7m、スターシップ(全体)は、高さ124m・直径9m(設計値)。
- 1段目のエンジンは、9基と33基。燃料は、灯油とメタン。
- 搭載量は、22,800kgと100トン超(設計値)。
出典(確認日 2026-10-16)
- SpaceX「Falcon 9」: https://www.spacex.com/vehicles/falcon-9
- SpaceX「Starship」: https://www.spacex.com/vehicles/starship
この記事は、科学技術の学習を目的としたもので、投資の助言ではありません。事実と筆者の読み解きは、区別して書いています。図はAIで生成したイメージです。
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