Powershareは、テスラの車の電池から、家や家電に電力を送る機能です。テスラの公式サポートページによると、Cybertruck、Model 3、Model Yの所有者が、停電中に、車のエネルギーで家に電気を送れます。家に電気を送るには、Powerwall(家庭用蓄電池)や、ウォールコネクターなどの機器が必要です。モバイルコネクターとアダプターを使うと、車の充電ポートを、コンセントのように使えます(第3世代のモバイルコネクターのみ対応)。

ふつう、車の充電は、電気を車に入れる向きです。Powershareは、反対に、車の電池から、外に電気を出す機能です。この記事では、テスラの公式サポートページ(Tesla Powershare)で、確認できたことをまとめます。
結論:停電時に家へ。充電ポートをコンセントにもできる
サポートページには、次のように書かれています(要約)。
- Cybertruck、Model 3、Model Yの所有者は、停電中に家へ電力を送る、または、需要が高いときに電力網へ送るために、車のエネルギーを使える。
- Powershare Home Backup:Cybertruckは、最大11.5kWで、3日以上、家に自動でバックアップ電力を供給できる(米国の平均的な家庭の使用量(1日30kWh)に基づく推定)。停電を検知して、1分以内に電力供給を始め、騒音、排出ガス、保守が要らない。
- Powerwall(家庭用蓄電池)と組み合わせると、Cybertruck、Model 3、Model Yで、長い停電のときのバックアップ時間を延ばせる。太陽光パネルがあると、さらに助けになる。
V2L(Vehicle to Load)は、車から、家電などに電気を送ること。V2H(Vehicle to Home)は、車から、家に電気を送ること。V2Gは、電力網に送ることです。これらの呼び名は、一般的なものです。テスラの公式ページは、「Powershare」という名前を使っています(この用語の対応は、一般的な説明です)。

必要な機器
サポートページによると、必要な機器は、家のエネルギーシステムの構成で変わります。
- Powerwallがある家:Model 3、Model Y、またはCybertruck。Powerwall。ユニバーサルウォールコネクターまたはウォールコネクター3。PowerwallとウォールコネクターをWi-Fiでつなぎ、同じサイトに登録して、ペアにする。そのあと、テスラのカスタマーサポートに連絡して、Powershareを有効にする。
- Powerwallがない家:Cybertruck、Powershareゲートウェイ、ユニバーサルウォールコネクター。場合によっては、バックアップスイッチで、設置の費用を下げられる。
- 太陽光があると、停電中のバックアップ時間が延びる。
充電ポートを、コンセントにする
サポートページには、「車の充電ポートを、コンセントのように使い、電子機器や道具に電力を送る」方法が、次のように書かれています。
- モバイルコネクターと、Teslaアウトレットアダプターを使う。
- 第3世代のモバイルコネクターだけが、Powershareに対応。第2世代は非対応。
- 必要なソフトウェア:Cybertruckは2025.14.3以降、Model 3とModel Yは2025.44以降。モバイルコネクターは、24.20以降。
- Cybertruckは、荷台とキャビンのアウトレットと、モバイルコネクター+アダプターを、同時には使えない(どちらか一方)。
どの車が使えるか(確認日の記述)
サポートページには、次のように書かれています(米国・プエルトリコについて)。
- Cybertruckは、すべての仕様で対応。
- Model 3とModel Yは、2026年10月1日以降に注文した車は、標準で対応。それより前に作られた車は、一部のみ対応。
- 確認方法:ソフトウェア2026.32.6以降にして、画面で「ソフトウェア > Additional Vehicle Information」を開き、「Powershare Support」の欄が「Enabled」なら対応。
バックアップできる時間の目安
サポートページの表には、次のように書かれています。
| 車種・グレード | バックアップ時間の目安 |
|---|---|
| Cybertruck(すべてのグレード) | 3日以上 |
| Model 3 Standard、Model Y Standard | 最大2日 |
| Model 3 Premium、Model Y Premium、Performance | 2日以上 |
ただし、これは、米国の平均的な家庭の使用量(1日30kWh)と、電池の充電率90%を前提にした推定です。太陽光の有無、車種、実際の使用量、バックアップを始めるときの充電率で、結果は変わります。

公式のページからは、Powershareが、「車の電池を、家庭の予備の蓄電池としても使う」考え方であることが読み取れます。ただし、実際に、いつ、どこで、どの機器で使えるかは、車種、地域、ソフトウェアのバージョンで違います。購入や設置の前に、最新の公式ページと、設置業者に確認してください。
よくある質問
Powershareとは?
テスラの車の電池から、家や家電に電気を送る機能です(テスラ公式サポート)。
車の電池で、家の電気をまかなえますか?
サポートページによると、停電時に、Cybertruckは最大11.5kWで3日以上(米国の平均的な使用量での推定)、Model 3、Model Yは、グレードにより2日前後です。Powerwallと組み合わせるのが前提のものもあります。
家電を、車につないで使えますか?
第3世代のモバイルコネクターと、Teslaアウトレットアダプターを使うと、充電ポートをコンセントのように使えます(サポートページ)。
日本で使えますか?
今回は、確認できていません。
まとめ
- Powershareは、車の電池から、家や家電へ電気を送る機能(テスラ公式サポート)。
- 停電時のHome Backupには、Powerwallやウォールコネクターなどの機器が要る。充電ポートは、モバイルコネクター(第3世代)とアダプターで、コンセントのように使える。
- バックアップ時間は、1日30kWh、充電率90%を前提とした推定。
出典(確認日 2026-10-16)
- Tesla Support「Tesla Powershare」: https://www.tesla.com/support/powershare
この記事は、科学技術の学習を目的としたもので、投資の助言ではありません。事実と筆者の読み解きは、区別して書いています。図はAIで生成したイメージです。
読んでくださって、ありがとうございました。この記事は、あなたの役に立ちましたか?
ありがとうございます。よければ、感じたことを一言どうぞ。
任意です。名前やメールアドレスは要りません。
届きました。いただいた声は、これからの記事づくりに活かします。