SpaceXの公式ページによると、ファルコン・ヘビーは、ファルコン9の9基エンジンのコアを3本束ねたロケットで、27基のマーリンエンジンが、離陸時に500万ポンド(約22メガニュートン、筆者換算)を超える推力を出します。ページは、「747型機約18機分」と説明しています。低軌道に63,800kg、静止トランスファー軌道に26,700kg、火星に16,800kgを運べます。

ファルコン9の記事の、続きです。SpaceXの公式ページ(Falcon Heavy)で、ファルコン9を3本束ねたロケットを、確認します(確認日 2026-10-16)。
結論:ファルコン9の3本分の力
公式ページには、次のように書かれています(要約)。
- ファルコン・ヘビーは、再使用できる、ファルコン9の9基エンジンのコア3本でできている。
- 27基のマーリンエンジンが、離陸時に、500万ポンドを超える推力を出す。これは、「747型機約18機分」と、ページは説明している。
- 「世界で最も強力な、現役のロケットの1つ」。ほぼ64トンを、軌道に運べる。ページは、「乗客、荷物、燃料をすべて載せた、737型旅客機に相当する重さ」とも書いている。
| 項目 | 公式ページの数字 |
|---|---|
| 高さ | 70 m(229.6 ft) |
| 幅 | 12.2 m(39.9 ft) |
| 質量 | 1,420,788 kg(3,125,735 lbs) |
| 低軌道(LEO)への搭載量 | 63,800 kg(140,660 lbs) |
| 静止トランスファー軌道(GTO)への搭載量 | 26,700 kg(58,860 lbs) |
| 火星への搭載量 | 16,800 kg(37,040 lbs) |
27基×845 kN(マーリン1基の推力、ファルコン9のページより)=約22.8メガニュートンで、「500万ポンド超(約22メガニュートン)」と合います(筆者の計算)。
第1段:3つのコア
- 第1段は、3つのコアでできている。左右のサイドコア(ブースター)は、ノーズコーン、段間部、オクタウェブ(エンジンを支える部分)で、中央のコアに、つながっている。
- 離陸の少しあとに、中央コアのエンジンは、出力を絞る。サイドコアが切り離されたあと、再び、全力まで上げる(公式の記載)。
- 12枚のグリッドフィン(各ブースターに4枚)が、再突入のとき、向きを整える。

第2段とフェアリング
- 第2段: ファルコン9の設計を使い、真空用マーリン1基で、燃焼時間397秒、推力981 kN。段の切り離しの回数を減らし、信頼性を高める、と書かれている。
- フェアリング: 高さ13.1 m、直径5.2 mの炭素複合材。SpaceXは、再使用のために回収している。
ファルコン9との比較(公式ページの数字)
| 項目 | ファルコン9 | ファルコン・ヘビー |
|---|---|---|
| 高さ | 70 m | 70 m |
| 質量 | 549,054 kg | 1,420,788 kg |
| 低軌道への搭載量 | 22,800 kg | 63,800 kg |
| 静止トランスファー軌道への搭載量 | 8,300 kg | 26,700 kg |
| 火星への搭載量 | 4,020 kg | 16,800 kg |

よくある質問
ファルコン・ヘビーとは?
ファルコン9のコアを3本束ねた、SpaceXのロケットです。27基のマーリンエンジンで、離陸時に500万ポンドを超える推力を出します(公式ページ)。
ファルコン9より、どれだけ多く運べますか?
低軌道へ、ファルコン9が22,800kgなのに対し、ファルコン・ヘビーは63,800kgです(公式ページ)。
3本のコアは、再使用されますか?
公式ページは、3つのコアを「再使用できる」と書いています。回収の実績は、この記事では、確認していません。
まとめ
- ファルコン・ヘビーは、ファルコン9の第1段コア3本を束ねた、27基エンジンのロケット。離陸時の推力は、500万ポンド超。
- 運べる重さ: 低軌道63,800kg、GTO 26,700kg、火星16,800kg。
- 離陸後、中央コアは出力を絞り、サイドコアの切り離し後に、全力へ戻す。
出典(確認日 2026-10-16)
- SpaceX「Falcon Heavy」: https://www.spacex.com/vehicles/falcon-heavy
- SpaceX「Falcon 9」(マーリン1基の推力): https://www.spacex.com/vehicles/falcon-9
この記事は、科学技術の学習を目的としたもので、投資の助言ではありません。事実と筆者の読み解きは、区別して書いています。図はAIで生成したイメージです。
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